家宅捜査

家宅捜査が入る

 

仕事や日々の出来事をこなす事で精いっぱいの毎日で、前回投稿時からだいぶ時が経ってしまった。その間にもいろいろと進展はあったが、今日は家宅捜査について振り返ってみたい。

 

元旦那が逮捕された2日後、警察から電話を受け、自宅に家宅捜査が入った。人生の中で、まさか自分が家宅捜査を受けるなんて思ってもみなかったし、こんなことが起きるなんて…という気持ちでいっぱいだった。

 

警察は覆面車で、私服の男性が2人、女性が1人の計3名で行われた。

ドラマみたいに、パトカーがサイレン鳴らしながら家にきて「警察だ!」なんて言われたらどうしようと思っていたが、今の情勢なのか今回の事件のケースが該当しないのか、そのようなことはなく、玄関で静かにあいさつするところから始まった。

 

それでも警察手帳を見せられ、捜査令状を見せられ、家の中に警察が入ることは本当に苦痛でしかなく、私の両親も同席していたが、「60年以上生きてきて、人生でこんな経験するなんて思ってもみなかった」と口を揃えて言っていた。

 

女性の方は、メモを片手に家の間取りや家具の配置等をメモし、時々、私に話かけてきた。男性の方2人は主にパソコンを見たり、元旦那のクローゼットの中を調べたりしていた。

 

いったいこの光景はなんなのだろうと、ボーとしながら捜査が行われているのを見ていた。時間は2時間くらいだったかな。

 

 

家宅捜索と家宅捜査の違い

 

この違いはなんだろう?と思い知恵袋で調べてみた。

 

正確には「家宅捜索」ですが、「家宅捜査」も口語として広まっていて意味が通じるので(誤りではありますが)汎用されています。

そもそも捜査と捜索は違うものです。
捜査は公訴を提起して有罪判決を得るために、捜査機関が犯人を発見・確保し証拠を収集することで、強制捜査と任意捜査とがあります。
捜索は押収する物または被疑者・被告人の所在を発見するための強制処分。家宅捜索と身体捜索があります。このように家宅捜索はこれの内の一種です。原則として令状が必要です。

という事は、家宅捜査という言葉があるならば、その意味は『逮捕後に起訴するための証拠を集める為に家宅を調べる事』となり、それに対し、家宅捜索は『逮捕前に逮捕をするための証拠を探すために家宅を調べる事』となり時系列的にも違う意味になります。

参考:Yahoo!知恵袋より

 

なるほど。証拠がほかにもあるか、余罪はあるのか調べるためにうちに来たのかと。

 

 

元旦那に面会するまで

 

本人に会って話を聞くまでは、なぜこんなことが起きてしまったのか到底理解もできなかったし、相手を信じていたいという気持ちはあった。ただ、建てたばっかりの新居に警察が来て、家の中を調べられ、本当に言葉では言い表せられない気持ちになった。

食事も喉を通らず、ただただ泣いている日々だった。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。